血液のガンといわれる病気

日本で増えているガン

医者

日本で罹患率が急増しているガンというと、悪性リンパ腫があります。これは血液のガンで、リンパ系組織から発生する悪性腫瘍のことです。日本では、悪性リンパ腫の患者は年間約1万人程度発症しています。これは、人口10万人に対して1年間に男性が9人、女性が6人の割合で発生しているといえます。リンパ組織内が腫瘍におかされ、次第に全身の臓器を侵していきます。はっきりした原因はいまだ判明しておらず、ウィルスや細菌と関連があると考えられています。悪性リンパ腫の主な症状は、まず首、脇の下、足の付け根にあるリンパ節が腫れることです。その他にも、発熱、体重減少、寝汗をよくかくなどの症状が伴います。このような症状に気づいたら、すぐに血液内科専門医の診察を受けることが大事です。

具体的な病院の治療

悪性リンパ腫の病院での治療は、主に複数の抗がん剤を組み合わせた化学療法を行います。各患者によって、抗がん剤の組み合わせは異なります。この化学療法が上手くいけば、体にガン細胞が見つからなくなる寛解と呼ばれる状況になります。悪性リンパ腫は全身に発生するので、治療後はガン細胞が完全に消えたと証明する術がないです。なので、ガンが完治したという表現はせずに、腫瘍を検出できなくなった場合は寛解と表現します。悪性リンパ腫の特徴は、他の肺がんや胃がんのように手術で腫瘍を摘出しないことです。というのも、リンパ系組織は全身を細かく巡るので、腫瘍を摘出すること自体難しいからです。悪性リンパ腫は治療の見込みがあるので、担当医ときちんと話し合って治療することが大事です。